塾に求められる役割と、お医者さんに求められる役割は似ている
想像してみましょう。
あなたは今喉が痛い。
お医者さんに行きますよね。そして喉が痛いと言う。
お医者さんは、実際に喉を見てみたり、診察をして、何が原因かを考え患者に伝える。
これを塾に置き換えると、
あなたは今英語の点数が良くないとします。
そして塾に相談しに行きます。英語の成績が良くないんですと。
塾の先生は、実際に生徒たちの状況を見て、どこに原因があるのか、どこから勉強すべきなのかを発見し、伝えます。
よく似ていませんか?
問題はここからです。
お医者さんに、「あなたは風邪です」と診断されて、病気は完治するでしょうか。
そうではないですね。
治すための薬を処方してもらい、それを服用し安静にして病気を治しますよね。
そう、病気を治すのはお医者さんではなく、あくまで自分自身なのです。
これは勉強も同じです。
学校や塾の先生に、自分が分からないところを教えてもらう=原因や解決方法が分かる。
そこから先の、出来るようになる(=病気が治る)には、自分自身の努力も必要です。
学校や塾の先生の役割は、お医者さんと薬の役割と同じです。
改善するためのお手伝いは出来ますが、全てを代わってあげることは出来ません。
「改善してもらう」だけでなく、「改善のお手伝いをしてもらう」姿勢でお越しいただけると、
塾という場所はもっとも効果を発揮します。
(こんなことを書きながら私自身、整体に通っては日々のストレッチを怠るので、根本の解決に至らないのですが、、)
以上、塾と生徒の関係≒お医者さんと患者の関係という話でした^_^