本をたくさん読む人は国語が得意?目的意識の大切さのお話

コラム
「本をたくさん読む人は国語が得意だ」
「小さなころからもっと本を読んでおけばよかった」

一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか?

これは果たして正しいのでしょうか。

私の考えとしては、一概にそうとはいえないです。

少しずるい答えかもしれませんが、

概ねそうじゃないかなと思います。

もちろん国語が得意な人の中には、本をたくさん読んできた人も多いでしょう。

一方で、たくさん本を読んだわけじゃないけど、国語が得意な人もきっといるはず。

では本を読むことと国語の成績は無関係か?というとこれはこれで違うと思うんです。

むずかしいですね。

先日、塾生の中学生と部活の話になり、サッカーのリフティングの話がでました。

簡単に言えば、リフティングはスペースが狭くてもできる練習という内容だったのですが、

何となくポジティブな意味ではありませんでした。

私自身サッカー部でしたので、気持ちはよく分かります。

この話題の焦点は、リフティングしかできない、でしたが、

ここから、リフティングをする目的に考え方を変えることが出来れば、非常に意味のある練習に変えられると思います。

細かな足の感覚を養う
集中力を鍛える
上手くできてないチームメイトにコツを教えるコミュニケーションの場にする

いずれも試合で勝利するために欠かすことができない要素ばかりです。

国語の話も同じです。

幼少期の頃の読書は別として、

何のために本を読むのか、

漢字をたくさん覚えたいのか、

文章の書き方の参考にしたいのか、

シンプルに好きな内容だから読むのか、

目的によって読み方も、読んだ後に得られるものも変わります。

リクレでは、そんな目的意識をもつことの大切さを日々伝えています。

毎回の授業で習得すること
テストで〇〇点を取るために何をすべきかということ
ひいては、何のために勉強するのかということ

目的意識をもつことで本当に変わります。

ただなんとなくやるのとは全く別物になります。

特に中2、中3、高校生と年齢を重ねるにつれてその傾向は顕著です。

なんとなく熱くなれるものがないあなた

リクレで一緒に、自分の進む道について考えてみませんか?

 

 

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